こんにちは、ひまつうです。
初めましての方はこちらからどうぞ ひまつう自己紹介
人間は、相対的、つまり他人と比べて価値を判断することが多いです。
私より、あの子の方が美人だとか、お金を持っているとか、彼氏がイケメンだとか。
人と比べるな、過去の自分と比較しろ、なんて、自己啓発系の本なんかには書いてあるのは、他人と比べていたら、キリがないし、上には上がいるので、いつまでも他人と比べていたら、幸せになれないから。
でも、どうしても他人と比べてしまう思考を、逆に利用して、前向き考えるというのが、私は結構好きです。
比べるのは、そこらへんの他人ではなく、過去や歴史、世界。
「ああ〜、今日のパートはだるい」と思ったら、「昔の小作人に比べたら、そんな重労働ではないし、仕事中ものんびりできるし、給料もいいから、全然マシだわ」とか。
「冷蔵庫の中に、何もない!」と思ったら、「何もないとはいえ、お米と梅干しがある。戦時中の飢餓に比べれば、マシ。炊き立てご飯と梅干しとか、サイコーやん」とか。
自分を歴史的な流れの中で相対的に見ると、恵まれているということを実感できるという戦略です。
これには、想像力と多少の歴史的な知識が必要ですが、やり始めると結構、簡単です。
先日、旦那と喧嘩中のママ友から、旦那さんの悪口を聞かされていました。
ママ友はヒートアップして、ついには「旦那、マジ、◯ねばいいのに」なんて言いだしました。
私は内心、「うわぁ〜〜〜〜〜」と思いながら聞いていました。
妻側からの言い分しか聞いてないから、夫婦間の問題なんて、ちっともわからない。
けれど、「あなたの旦那さん、そんなにひどいだろうか?」と思ってしまいました。
子どもの世話はするし、家事もするし、稼ぐし。
DV、ギャンブル、酒飲み、女、他にひどい夫談を聞いてきた私的には、十分にまともだと思った私。
お互い、冷静に話し合って、直して欲しいところや、やって欲しいことを伝え合えばいいんじゃないのと思うけれど。
夫婦関係は、お互いに立て直そう、やり直そうという気持ちがなければ、修復は難しい。
「あっちが悪い、あっちが謝るまで、許さない」じゃあ、悪化していくだけ。
夫婦喧嘩は犬も食わない。
夫婦仲なんて、当人同士にしかわからないことだってあるだろうから、関わらないのが無難。
「へぇ〜」「そうなんだ」「大変だね」で、乗り切りました。
しかし、ママ友の発言に、どっと疲れた私。セカンドハンドストレス。
その後、「自分のパートナーを、気に入らないからと処刑したり幽閉した、イギリスのヘンリー8世に比べれば、ママ友に愚痴るくらい、かわいいもんだ」と、思い直しました。
影でぐちぐち言っているだけなら、平和なもんです。
仲のいいママ友だけれど、対岸の火事を見るような気持ち。
小さい範囲で比較するのではなく、地球規模歴史規模で比較すると、ぐっとストレスも減ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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