今年、一番役に立ったんじゃないかという本に出会いました。
いやぁ、「尽くすオンナをやめれば、あなたは一生愛される!」なんて、なかなか書店では手に取りにくい本ですよね。
女が「オンナ」って、カタカタになってるところとか、「一生愛される!」とか、もう、書いてる方も小っ恥ずかしい感じのタイトルですよね。
レジで店員さんに渡す時、なんか色々と勘ぐられちゃうんじゃないかって思っちゃいますよね。
家の本棚に置いてて、旦那さんに見つかったら、なんか笑われそうですよね。
私は図書館で借りました。
「なんだ、この赤文字系ファッション雑誌で特集されそうなタイトルは!」と思ったけど、興味半分で、ぺらっと内容を立ち読みしたら、すごく刺さる文章がたくさん書かれていたので。
Kindle版もあります。
ここに書かれたことを、思い出して、ヤバめな爆弾LINEを旦那に送るのを思いとどまることができました。
男の気持ち、自分の本当の気持ちを整理したら、イライラもやもやもスッキリしました。
夫婦や男女の問題、また、彼氏が欲しいと思ってる女性の方には、是非読んで欲しい本です。
以下、私が今でも心掛けている内容を、いくつかご紹介します。
忘れがちなことでした。自分は相手のことを愛しているつもりでも、その下には、「女としてみて欲しい」、「好きって言って欲しい」という、欲がうずまいていることも。
そんな時は、相手に期待するのではなく、自分の心に問いかけてみましょう。「この人を愛することは、自分の心を喜ばせているか?」と。
多くの人は、自分自身に価値を感じられないから、恋愛に逃げています。自分の代わりに、自分を好きでいてくれる人を欲している。
そうじゃなくて、まずは自分自身を認めてあげましょう。
この目の前の人を、好きでいることは、自分の心は嬉しいか?そう問いかけてあげます。
男は思っている以上にナイーブです。本当にこれ、すぐに忘れます。
思っている以上に繊細だと思って、接してあげてください。
ズバッと言うと、女以上に傷つきます。
そして、思っている以上に「必要とされたい欲」が強いです。
たくさん、お願いして「ありがとう」と言って、感謝しましょう。
「あなたが〜してくれたおかげよ」と、褒めます。特に、さりげなくしてくれたことを褒める方が、効果は絶大です。
相手に責任を押し付ける伝え方はしないようにしましょう。
彼はあなたの感情処理係ではありません。
まずは、自分が感情を受け入れます。
怒りの感情の中には、彼のささいな一言がきっかけで爆発してしまったものもあります。(本当は寝不足・疲れている・生理前・仕事がトラブっているetc)
彼を悪者にしたいのか、どうしたいのか、自分の中で整理することも大切です。
相手を自分の感情の吐口にせず、また、相手がイライラしても、感情を切り離して、接することが大切です。
理解してよと言っても、理解できないことはたくさんあります。
自分だって、相手の気持ちを理解しているわけではありません。
自分の気持ちも、正確に言葉で表現することが難しいのに、それを彼に伝えて、理解してもらおうということは、どう考えても、無理があります。
相手がたとえ「理解した」と言っても、それを確認することなんて、不可能です。
「理解して!」ではなく、「応援して!」と言いましょう。「励まして」と言いましょう。
例えば、女の出産の痛みや生理痛を、パートナーがあれこれ自分の体を痛めつけて理解しようとするのではなく、応援して、慰めて、励ましてくれた方が、ずっと生産的です。
自分も相手も違う人生を生きて、たまたま出会い、そして今、寄り添って生きているだけ。
そんな脆い関係だからこそ、大切にしなければいけません。
男性は男性で「男らしくあれ」「男のくせに」と、男らしさを強要されてきたという側面もあります。
お互いに理解できない苦労は、理解するのではなく、応援し、慰め、励まして行くことも大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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