先日、UPされた中田敦彦のYouTube大学、「ゼロ秒思考 思考を整理して悩みを解決するメモ術」の動画が面白かった。
詳しくは動画を見ていただければいいと思うが、自分のアウトプット用にブログに書いておこうと思う。
メモ術の話だが、メモ以前に、人間の悩みに対する思考の図解が大変面白かった。
私も、何かに悩んだ時はメモをとって、思考を整理するようにしている。
モヤモヤしている状態から言葉に移すと、びっくりするくらい、スッキリする。
なので、大まかに、自分の情報と感情の切り分け、どうすべきかという思考癖はついている。
でも、あっちゃんの解説は、そこからさらにすすんでおりわかりやすかった。
人間の悩みに対する段階は6つあるそうだ。
この6つの段階のうち、自分がどこまで進んでいるのかを、理解することが、問題解決の鍵でもある。
情報→感情→思考→整理→仮説→解決
情報は、例えば「同僚から嫌味を言われた」などの事実。外部からの情報。
ここで、感情を封じ込める人は、我慢する人。
そこで、自分の感情を出せればいい。
感情「嫌味を言われて、腹が立つ」
でも、この感情で止まってしまう人は、もやもやする人。
そこから、さらに思考に進めればいい。
思考「そういえば、今月の営業成績、自分は同僚よりよかったから、嫉妬されている?」
物事の背景と自分の感情を思考することで、よりクリアに現実が見えてくる。
しかし、思考をしても、その思考をきちんと整理できず、堂々めぐりをしてしまう人は、堂々巡りする人。
嫉妬されて腹が立つけど、嫉妬されるのは仕方ないし。上司は気にするなって言ってるし、来年は同じチームになるし、仲良くした方がいいんだろうけど。
などなど。
だいたいの人がここ止まりらしい。
思考が整理できず、ややんでいる。
ここで、整理まですすんで、仮説まで進めれば、いわゆる「頭がいい人」になれる。
整理「上司の目もあるし、あいつの性格から、そこまで嫌味言い続ける可能性はあるだろうか」
仮説「仮に、来年、同じチームになっても、もし嫌味を言うようになったらどうだろう?他の人の目もあるし、逆にあいつは、立場が悪くなる。」
さらに、仮説にそって実行できれば、できる人になる。
解決「今回はこちらが大人の対応をしよう。気にするほどのことではない。もし、これ以上、嫌味を言うようなら、周りの人に相談しよう」
という感じで、人は悩みを解決している。
これは、自分以外の人間にも使える。
相手の人間が、どこのフェーズまで進んでいるのだろうかということに使える。
いつも夫の愚痴を言うママ友を例に上げよう。
彼女は、夫の言動にイライラしている。
イライラしているのは自覚できているので、感情までは進んでいる。
しかし、自分がイライラしているのは、悪い夫のせいであり、自分は悪くない。なので、夫を悪人にして、とにかく離婚しようとしている。
もう一つ進めば、「なぜ自分の夫はこんな言動をするのか」と疑問に思い、思考し、整理すれば、解決まで進んでいける。
家庭の破壊ではなく、修復、改善になる。
あくまで、一見してのことなので、彼女自身のなかでは、思考、整理まで進んでいるのかもしれないが、言動である程度、どこまで進んでいるのかが、把握できる。相手の頭の良さがわかる。
相手を変えようとするのか、自分を変えようとするのか。
この思考訓練を積むためのツールがメモだ。
詳細は動画をぜひ観てほしい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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