誰もが抱える生きづらさ。
なんで、腹が立つこばかり。
なんで、わかってくれない。
などなど。
そんな悩みから、すっと解放されるような、思考方法を教えてくれる本。
それが「悪魔とのおしゃべり」。
先日の記事(いらない罪悪感や自責から身を守る方法)で、「悪魔とのおしゃべり」を解説した動画チャンネルを観て、本も読みたくなったと、書きました。
早速、読んでみたのですが、面白くてあっという間に読み終わってしまいました。
悪魔との対話形式で、勧められるので、なんの予備知識も必要なく、頭にすっと入ってくる文章。
自分の備忘録も兼ねて、内容を簡単にご紹介します。
1:正しさを疑え!
正しさなんて、ただの多数決でしかない。
自分を責める暇があったら、周りの正しさを疑おう。
思った以上に、私たちは世間の善悪に振り回されている。
だから、理解できるアドバイスには、耳を傾ける必要はない。
理解の範疇の外に、可能性がある
2:ヒーローは怒ってばかり
悪は笑って、ヒーローは怒る。なぜなら、悪が「正しいこと」をしないから。
怒りは期待。相手への期待が怒りになる。
「正しいこと」をすべき、という期待。
高速道路は混んでいないはずだった、という期待。
店員さんは早く料理をもってくるべき、という期待。
クリスマスには高級フレンチでデート、という期待。
などなど。
勝手に期待して、勝手に怒っている。
自分の都合のいい「正しさ」を盾に。
怒りそうになったら「勝手に期待してる」と、自戒。
3:脅し始めたお守り
社会的地位、財産、家族。
失うと大変なことになると、言われて、そう信じているものたち。
でも、大丈夫。私たちは初めから何も持っていなかった。
なくてもなんとかなる。
私たちは何者でもなかった。
この体一つ、自分でつくったものはない。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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