こんにちは、ひまつうです。
初めましての方はこちらからどうぞ ひまつう自己紹介
うちの母親が世間で言うところの毒親でした。
常に不機嫌。
父親の悪口を吹き込む。
話を聞かず、「勉強しなさい」としか言わない。
読書していたら、試験前だからと本を取り上げる。
趣味の本をバカにする。などなど。
他の毒親育ちの方の体験談を比べれば、まだまだマシな方。
今思えば、更年期だの、二世帯住宅でストレスが溜まっていたなど、母にも色々あったんだろうなと思います。
自分が大人になっていくにつれ、教師も親も、完璧な人間ではないと、ようやくわかりました。
ただ、相性の問題もある。
孫ができて、母も多少は丸くはなったけれど、頑固で愚痴っぽいのは変わらないので、やっぱり、帰省以外では関わりたくない存在です。
親子といえども、性格の合う合わないはあるのです。
ついこの間まで、他人と衝突が起きたり、トラブルが起きた時、自分のこのひねくれた嫌な性格、母親のせいだと、どこかで考えていました。
何かのせいにすることは、とても楽ちんです。
「自分がこんなふうに育ってしまったのは、母親のせいだ、自分は悪くない」と。
でも、そういう考え方って、何の解決にもならないんですよね。
外部に原因を求めて、自分では何の努力もせず、文句だけ言うのは、私の嫌いな母の性格。
そうなっている自分に気づけるだけでも、私は母よりまともではないか。
子供の頃の私と母より、娘と私のほうが良好な人間関係を築けている自信はある。
世間で「毒親」という言葉が一般的になり、自分だけじゃなかったと思うと同時に、みんな毒親を反面教師に、まともになろうと努力している。
むしろ、毒親育ちの方が、子どもの時から鍛えられたおかげで、人間を鋭く観察できる力が備わっているんじゃないかと思うのです。
人間はいくつになっても、成長できる生き物。
毒親育ちでも、それを反面教師に、まともな人間に育つことはできるので、毒親育ちのみなさまも、どうぞ僻んだりせず、自分は幸せになる権利があると自信を持って、生きてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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