自分の正当性を主張したくなった時は、だいたい、自分の中で矛盾する主張がある時だ。
残業なんてしないで、さっさと帰る派の私。
だけど、惜しげもなく残業していく同僚たち。
私は、仕事が終われば、さっさと帰りたいのに。
「みんな、仕事が終わったら、自分の時間なんだから、さっさと帰ればいいのに」なんて、ぐちぐちうるさく、頭の中で言ってる。
そんな時は、だいたい、自分の中で「残業して同僚を助けるのも大事」と思っている自分がいる。
そんな自分がいるから、「残業せずにさっさと帰る」自分を正当化したくて、正当性を主張している。
罪悪感を感じているからだ。
残業をするのが当たり前という考え方も、残業をせずにさっさと帰るという考え方も、どっちもありと思っている。
「仕事はみんなで協力すべき」という考え方もわかる。
でも、私は「仕事はあくまで仕事」派。
どっちもありとわかっていて、私は自分の時間、一人の時間が死ぬほど大事だから、残業せずに帰りたい。
「残業するとか、おかしいしw」と、自分の中で必死で自己弁護しようとしたら、自分の中で矛盾する自己主張が綱引きしているのだ。
罪悪感で綱引きしている。
でも、そもそも、罪悪感なんて、感じる必要はない。
どっちの意見もありだから。
みんな、考え方、立場が違う。
何に価値を置くのかも。
どっちの意見も「ありだね!」って認めてあげたら、ちょっと気持ちが落ち着く。
だって、世界にはいろんな考え方があるから。
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